診断の仕組み
← 診断ツールに戻るこのツールについて
OW Comp Lab は、オーバーウォッチの両チームの編成を入力し、それぞれの特性・強み・弱み、そして両者の相性を可視化するツールです。目的は「勝敗の理由がどこで生まれうるか」を理解する手がかりを示すことであり、勝率の予測やプレイの指導を目的とするものではありません。
本ツールは勝率・総合点・総合評価を一切出力しません。表示されるのは複数の独立した特徴であり、それらを一つの点数に合成することは意図的に避けています。
16の特徴の読み方
各特徴は 1〜5 段で表示されます。これは評価点ではなく特性であり、低い段は弱さではなく取捨を意味します。
特徴には極性があります。多くは「高いほど良い」ですが、⚠ が付く項目は「高いほど危険」なリスク指標であり、優劣のない中立の項目もあります。
算出方法は二種類です。連続型の特徴は、すべての合法な編成の中での相対的な位置(分位)で段が決まります。離散型の特徴は、人数やしきい値による固定ルールで段が決まります。
構成タイプの判定
編成は4つの型(ダイブ/ブロール/ポーク/ラッシュ)で捉えます。各ヒーローは型ごとの適性を持ち、チーム合計を標準化(z スコア化)することで、基準の異なる型同士を比較できるようにしています。最も高い型が主傾向です。
上位2つの差が 0.5σ 未満のときは、両方を「二重傾向」として表示します。これは優柔不断ではなく、型を切り替えられる柔軟な構成という中立的な評価です。
傾向の判定後、その型を成立させるうえで欠かせない要素の不足(構成の欠点)と、より軽度な適性の注意点を確認します。
相性チェックの仕組み
各ヒーローは脅威タグと弱点タグを持ちます。敵の脅威をあなたの弱点に、あなたの脅威を敵の弱点に突き合わせ、不利・有利の相性としてそれぞれ深刻度 1〜3 で評価します。
相性は最小単位(ルール・攻撃側ヒーロー・対象ヒーローの組ごと)で計算し、表示の際に同じルールを1行にまとめて点名します。
一部の効果は深刻度を補正します。例えばキリコの鈴(浄化)は、自チームに対する回復阻害・ハードCC・行動妨害系の相性を1段軽減します。
おすすめピックと改善スコア
両チームが揃うと、あなたの5枠それぞれを、同じロールでまだ使っていないヒーローに入れ替えて試します(タンク1・ダメージ2・サポート2 の構成は維持します)。
各候補について、次の式で改善スコアを算出します。
改善スコア =(不利な相性の深刻度の減少)+(有利な相性の深刻度の増加)+ 2 ×(構成の欠点数の減少)
差はすべて最小単位で測ります。構成の欠点は構造的な問題であるため、重み2で計上します。
スコアが正のピック変更のみを対象とし、上位3件(同点はすべて)を表示します。各案には、解消される脅威・得られる強み・引き換えの代価を明記します。
スコアそのものは表示しません。これは内部の並び替えに用いる値であり、画面には理由と代価のみを示します。ブラックボックスの数字を渡さない、という方針によるものです。
集中砲火の予測(2つのランキング)
両チームが揃うと、2つのランキングを表示します。①自チームの「狙われやすい順」——敵が集中砲火を集めやすいメンバー(守る/立ち位置を意識すべき順)。②敵チームの「倒す価値が高い順」——こちらが優先して倒すと効率的な相手。
各メンバーの負荷は「価値 × 到達性 × 撃破しやすさ」で見積もり、各攻撃側が優先目標へ配分を偏らせる(均等には割り振らない)形で合算します。価値は火力(スナイパーが最上位)、回復量、ダメージ増幅・回復阻害・浄化などの補助能力、そして攻撃的な構成(ダイブ/ブロール/ラッシュ)を支えるタンクの軸を評価します。到達性は攻撃側が相手に届くか(制空・裏取り・射程)を測り、制空側はまず対空を排除しにかかります。撃破しやすさは、脆さ(離脱手段なし・低体力)で上がり、保護(ピール・バリア・浄化)で下がり、タンクは硬直に強く倒しにくい(明確にカウンターされる場合を除く)。
これは「意図上の優先順位」であり、実際のキル順ではありません。エイム、立ち回り、リソース配分といった実行面はモデルに含まれていません。
データ基準
診断は、以下のデータを基準としています。
データバージョン:v33/校正に用いた編成数:351,624 通り/校正日:2026-07-06
ヒーローのデータはサイト運営者が管理しています。分位のしきい値や構成判定の基準となるパラメータは、データが更新されるたびに全編成空間で再校正されます。
非公式声明
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